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提言

信濃町キャンパスのネットワークと利用者協議会

信濃町ITC所長:中川 種昭


信濃町ITC所長を拝命して10年が経過しました。医学部の教学機能を中心に、看護医療学部、薬学部の臨床実習へのネットワーク支援を行っており、事務長の林さんを中心とした有能なスタッフの皆様に支えていただき、円滑な運営ができています。私の就任時からのテーマである、“キャンパス内のどこでも無線LAN”は、セキュリティの厳しい本キャンパスにおいても今期でほぼ達成されました。まだ、学生教育や大人数の会議体で同時に使用したときに不都合が起きることがあるので、今後は必要な場所でのパワーアップが課題です。

病院内では電子カルテを含む独自のネットワークが張り巡らされています。こちらに関しては、病院システム部が担当しているのですが、病院実習があることから、最近ではITCの関与も大いに期待されており、病院システム部との連携が重要さを増しています。

それぞれの立場からのご意見をいただく貴重な機会として利用者協議会があります。半年に一度開催しており、そこでの内容はITCの活動を修正していく際に大いに参考になります。我々の協議会メンバーは、医学部執行部から学部長補佐、医学部、看護医療学部、薬学部からそれぞれ1名、教育統括センター長、病院システム部複数名、ITC部門複数名からなり、立場の異なった皆様の意見をいただいています。

とくに教育を担当する先生方からは、講義室での利用環境改善、とくにCBT(Computer Based Test)と呼ばれるパソコンを使用したテスト環境の改善が強く期待されています。

各部門からの声はご出席いただいている医学部執行部のメンバーの方から、医学部長、病院長をはじめとした幹部の皆様に伝わって早い対応がなされています。

今後もさらなる無線LANの充実、変遷する医学、薬学、看護学教育へのITサービスの充実、そして病院への貢献をして行きたいと考えております。そのためには、ITCの専任職員の方の人的増員が必要と考えます。より良いサービスのためにも、ITCの人的配置の充実を塾執行部の方に真剣にお考えいただきたく切望しております。

最終更新日: 2018年9月12日

内容はここまでです。