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特集

「三田ITC利用相談員の日常」

三田ITC利用相談員 佐久間 奈々


 ITC年報のweb版を掲載するにあたり、三田ITC利用相談コーナーでどのようにして利用相談員が勤務しているかを簡単にご紹介したいと思います。

 利用相談コーナーの一日は、相談コーナーのシャッターを開けて相談用電話の留守電設定を解除することから始まります。2012年度からは、利用者がITCアカウントを忘れた際に確認するための装置が導入されたので、そのセットアップも開室作業に含まれるようになりました。

 利用相談の主な内容としては、大学が提供している各種アプリケーションのインストールや使い方の質問、印刷システムの設定の仕方や、keiomobile2を始めとする無線関係の質問です。2012年度は、keiomobile2正式運用後初めての更新作業が必要となった年でした。証明書の有効期限が4月10日だったため、相談コーナーに来る方のほとんどが、年度が変わってからも使えていたのに、突然使えなくなったと混乱した状態で、説明をするのが大変でした。また、運用後1年を経過し新規取得希望者が増え、keiomobile2に対応していない端末が意外に多いことに気づかされました。自分の携帯端末で使えると信じて設定作業を行っていたけれども、そもそも非対応端末だったという悲劇がありました。そこで、相談コーナーで収集した情報をもとに、対応端末表を作っていただいてからは、このような事態が減ったので、多少なりとも学内ネット環境の向上に貢献できたのではないかと思っております。

 また、三田ITCでは、公認団体に対して、大判印刷の依頼を受け付けています。年間を通じて、演劇サークルなどからの公演用のポスターの依頼があり、三田祭前には10枚以上の依頼をする団体もあります。多くの団体から趣向を凝らした宣伝用ポスターの依頼が来るので、相談員も三田祭準備に参加している気分になり、楽しいと感じられる時期です。

 三田ITCの利用相談コーナーでは、相談員同士和気藹々と仕事をさせていただいておりますが、業務時間外でもその延長で仲良くしています。年に数回、相談員のOBOGも交えて行う飲み会などでは、折に触れて職員の方にもご参加いただくことがあり、縦横のつながりを作る良い機会となっています。相談コーナーの近況を報告したり、何年か前の相談コーナーの様子を聞いたりして、親睦を深めています。10年前に卒業した相談員と現役の相談員が共通して知っている利用者の話題では特に盛り上がります。

 相談員一同、学内環境がより快適なものとなるよう、努力をし続けたいと思っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

最終更新日: 2013年11月12日

内容はここまでです。