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活動報告

理工学ITC

矢上キャンパスには、理工学部(11学科)および理工学研究科(3専攻)が設置されており、学部の3, 4年生が学生生活を送っている。構内には様々な実験装置や研究用設備が配備されており、理工学ITCでは研究・教育活動におけるIT利用を支援するため、専門性の高いソフトウェアを多数搭載したWindowsおよびLinuxワークステーション室の管理・運用、高度なネットワーク環境や計算資源における多種多様な要求への対応を行っている。

2014年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

前年度末に竣工した教育研究棟(34棟)の実験室や研究室のネットワーク環境整備をはじめ、矢上キャンパス再整備計画に基づき12棟2階CAD室跡地を、それぞれ140名と50名収容可能な2室のワークステーション室へ改修するなど、施設・設備面における研究・教育支援体制の強化を図ることができた。一方、授業利用で割り当てることのないオープンなワークステーション室として運用してきた23棟319室を研究用スペースに用途変更したことにより、自習用として利用可能なLinuxワークステーションが大幅に削減されるという課題が残ることとなった。

キャンパスネットワークの基盤整備においては、複数年計画で進めてきた老朽化している構内光ファイバの再敷設工事について、30番台棟を対象に実施した。一部管路の問題で実施できなかった箇所については、次年度の工事計画において実施予定である。

また、電源設備の保守や機器室内のセキュリティにおいて、無停電電源装置(UPS)の定期点検や23棟3階機器室に設置しているUPSの電池交換、生体認証による機器室入退室管理システムの更新を行った。

利用者支援体制としては、窓口における利用相談業務を約20名ほどの大学院生スタッフが担っている。

最終更新日: 2015年9月24日

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