• Japanese

活動報告

芝共立ITC

芝共立キャンパスは薬学部、薬学研究科が設置されており、薬学を通じて広く社会に貢献する人材を育成することを目的としている。芝共立ITCでは、そういった人材を育成するための教育研究活動をサポートすべく情報ネットワーク環境の維持・整備を行っている。

2012年度は春学期に既存の無線LAN基地局について、機器の老朽化に伴う置き換えとエリア拡大のための新規増設を行った。利用エリアの拡大に伴い、利用者の利便性が向上した。同時に無線LAN基地局の管理装置も導入することで、運用管理作業の軽減化と複数の無線LANネットワークを柔軟に配置することが可能になり、イベント時の利用対応もスムーズになった。認証方式も前年度試験運用を行っていた”keiomobile2”の認証サービスが本運用となり、スマートフォンなどのデバイスでの利用も可能となった。また、従来より授業や実習において行っている貸出パソコンのサービスが好評であるため、18台の増台を行い、予約の重複を減らすように整備を行った。

夏休み期間中には、主に授業で利用されているパソコン室(94台)および自習用のメディアセンターPCエリア(8台)のパソコンについて老朽化、陳腐化に伴う置き換えを行った。置き換えと同時にWindowsのログオン環境も他キャンパスと同様のITCシステムへ移行した。これにより、1年生の所属キャンパスである日吉キャンパスや病院実習で利用することのある信濃町キャンパスのパソコン室でも同じ環境での利用が可能となった。日吉で利用していたファイルサーバの領域が芝共立キャンパスから参照することが可能になったことで利便性が向上した。また、研究用共通PC室に設置されているワークステーションおよび大判プリンタについても老朽化、陳腐化に伴う置き換えを行った。これにより発表用のポスター印刷に要する時間が従来のものよりも短く済むようになった。大判プリンタについては、インク噴射と用紙の種類による課金データをプリンタ側で取得可能となり、課金請求処理における事務処理の効率化も実現し、人的コストの軽減も実現している。

今までは芝共立キャンパスでの独自環境が多かったが、2012年度の整備により、他キャンパスと連携が可能なインフラが整った。今後はそれらを更に充実したものにするよう整備をすすめていきたい。

最終更新日: 2015年9月25日

内容はここまでです。