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活動報告

三田ITC

2019年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

情報基盤の整備・運用として、キャンパスネットワークシステム(KISH7)のリプレイス、女子高-中等部間光ファイバーケーブルの引き替え、教室設置パソコン(333教室、335教室、336教室)ならびに学生貸出パソコン(120台)のリプレイスを行った。また、パソコン設置教室について、311教室、314教室、324教室、325B教室のAV設備、324教室と325B教室の什器、335教室と336教室の大型モニタなど、老朽化した設備の更新を行った。加えて、サーバ室入退室セキュリティシステムの更新を行った。学部向けサービスのプラットフォーム移行(G Suite for Education利用)の支援を、昨年度に引き続き行った。

情報環境利用サービスとして、ITCアカウントの発行、教育研究用ソフトウェア利用サービス、授業利用パソコン貸出サービス、ノートパソコン貸出サービス、大判印刷、遠隔講義や学会等でのネットワーク利用支援等の定常的なサービスに加え、日経NEEDSデータベース検索システムのハードウェアおよびソフトウェア更新にあたり、その仕様や開発内容についての検討を行った。また、通信教育部の夏期スクーリング、夜間スクーリングでのネットワーク、パソコンの利用支援を行った。

利用者支援・広報として、コンピュータ利用相談員、教員向けヘルプデスク、ホットラインなどのサービスにより、ソフトウェアの利用方法や、パソコンやWi-Fiの設定などについての支援を行った。三田ITCニューズレター(6月3日発行)に加え、Webサイト、学部・研究科作成の学生向け案内資料など、各種媒体による利用案内や情報発信の充実、留学生への対応強化を図った。

一貫教育校については、志木高等学校、女子高等学校、中等部、幼稚舎について、定常的な情報環境整備に関する相談対応や支援を行うとともに、各校のWi-Fi環境整備とG Suite for Education利用支援、志木高等学校と女子高等学校のオフィシャルサイト移行支援、中等部のネットワーク機器リプレイスとTOEICオンラインテスト環境整備支援、幼稚舎への要員派遣などを行った。

新たな試みとして、共用パソコン室への車椅子利用者用電動昇降机の設置、書痙者期末試験用パソコンや視覚障碍者受験用パソコンなど、協生環境構築の支援にも取り組んだ。

新型コロナウィルス感染拡大防止のためオンライン授業を実施することになったことを受けて、オンデマンド授業の教材作成に関する資料を本部・各地区と協力して作成して公開し、教員向け説明会を実施した。また、4月以降の教員、学生からの問い合わせに備えて、ヘルプデスク体制を整備した。

最終更新日: 2020年9月1日

内容はここまでです。