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活動報告
ITC本部
教育・研究のための情報基盤環境整備事業として、個人ファイル領域を提供するためのストレージシステムのリプレースや、サーバ仮想化のための基盤環境のリプレースを実施し、運用効率化、サービス安定化による信頼性の向上を行った。
keio.jp関連では、以前から要望の多かった「ファイル共有システム」などの新たなアプリケーションをリリースするなど、アプリケーションの改修・機能追加を実施した。また、学内・学外の認証連携対応として、学認参加のためのIdPの構築とShibboleth方式による認証の実証実験を行い、本番環境を構築した。今後、利用規則などの整備を経て、正式リリースを行う予定である。また、keio.jp関連サーバを仮想化することにより、運用コストを大幅に削減するとともに、システムの安定稼動のための向上策を実施した。
安全性・信頼性の向上策として、大阪近郊のデータセンターを利用した事業継続計画(BCP/Business Continuity Planning)や災害対策(DR/ Disaster Recovery)環境の構築を進めている。また、理工学部内でのセキュリティ強化のための施策に関する支援を行い、リモートデスクトップ環境による教員のセキュアなデータ利用環境の構築を行ったほか、安否確認システムの開発を実施した。
事務支援業務においても、仮想化基盤システムのハードウェアの更改作業を実施し、より多くのシステムを対象としたプライベートクラウド環境への移行を可能とした。
一貫教育校支援については、一貫校図書システムの保守契約の見直しや、クライアント環境のリプレースに関する相談への対応などを実施した。
最終更新日: 2015年9月25日
内容はここまでです。