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活動報告

日吉ITC

2021年度事業計画に基づき、次の事業を実施した。

夏期休校期間を中心に、来往舎および独立館のネットワーク機器をはじめ構内の一部エリアを除いた無線LAN機器の更新を実施した。また、第7校舎地階機器室内の無停電電源装置(UPS)を冗長構成にて置き換え、各種ネットワークサービスを構成するサーバ群のバックアップストレージを更新するなど、キャンパス情報基盤の環境整備と高度化を図った。

コロナ禍における対面とオンラインやオンデマンドといったハイブリッド型、ハイフレックス型の授業展開を受け、一般教室やパソコン教室における授業配信用PCおよびカメラ等の各種周辺機器の整備を運営サービスと連携して実施した。通信教育部の夏期スクーリングにおいては日吉キャンパスで実施された実験スクーリングについて、通信教育部事務室と連携してネットワーク利用を支援した。

また4月、9月の入学式や2020年度卒業生の集い、3月の卒業式(学位授与式)など、日吉記念館を中心に開催された各式典でのネットワーク利用についてサポートを行うとともに、6月から9月にかけては東京オリンピック・パラリンピックの英国チームキャンプにおけるネットワーク利用をサポートした。

情報環境利用サービスは、コロナ禍における感染拡大防止策を図る中で、事務室カウンターでの受付業務をはじめ、メールを中心としたヘルプ対応や各種申請業務のオンライン化、webマニュアルの充実について継続的に取り組んだ。

秋学期以降多くの授業が対面で実施される中、学生貸出パソコンの利用や印刷枚数は増加しているが、コロナ禍以前のような利用はみられない。

一貫教育校支援について、高等学校ではAdobe, Microsoft といった各種オンラインサービスとの認証連携をはじめ、認証付きネットワークへの構成変更サポート、公式webサイトの移行についてサポートを行った。

普通部ではGIGAスクール構想における助成金を活用したICT基盤整備における機器調達および導入支援と、無線LAN利用における不具合への対応を実施した。横浜初等部では構内ネットワークを形成する機器の老朽化に伴い、更改に向けたサポートを行った。また、ネットワーク利用形態の多様化により処理能力不足になったと考えられるNATルータについて、普通部、横浜初等部の機器を仮設のものと置き換えることで一時的に環境改善を図った。

下田学生寮や寄宿舎など、日吉地区での学生生活を支援する施設における情報基盤整備についても支援を行った。

最終更新日: 2022年9月22日

内容はここまでです。