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活動報告

日吉ITC

日吉キャンパスは、文学部、医学部、薬学部の1年生と経済学部、法学部、商学部、理工学部の1、2年生、および経営管理研究科、システムデザイン・マネジメント研究科、メディアデザイン研究科の大学院生が在籍している。

日吉ITCでは、情報処理の基礎を学ぶ学部設置科目で使用されるパソコン教室の提供や、様々な科目のレポートやプレゼンテーションをパソコンで作成するためのパソコン室(自習室)の提供を行い、またキャンパス内のあらゆる場所でネットワークを利用できるようキャンパスネットワークの提供を行っている。

2012年4月、キャンパス内に設置したパソコンを利用する際に使用するアカウントとして長らく運用してきた日吉ITC情報ネットワークアカウントを終了し、既に運用を開始していたITCアカウントに一本化した。これにより、自分の所属するキャンパス以外でも、所属キャンパスと同じようにPCが利用できるITCシステムに先陣を切って移行したことになる。

また、同時に前年度から試験運用していたkeiomobile2による無線LAN接続サービスの本運用を開始し、keiomobile2対応エリアの拡大や無線LANの電波が弱いエリアの強化にも着手した。

さらに、パソコン室の整備にあたって、単に機器を新しくするだけでなく、機能の見直しを行い、藤山記念館のF11にMacを新設したり、F21に大型スキャナやグループ学習スペースを新設したり、新たな試みを行った。

冒頭に書いたとおり、日吉キャンパスに在籍する学生は半分以上が学部1年生で、特に入学直後は初めて経験する大学の環境にスムーズに慣れるための工夫が大学側に求められる。パソコンの使用についても同様で、例年どおりメディアセンター、外国語教育研究センター、学生部と共同でガイダンスを行った他、2012年度はメディアセンターや学生部と業務連絡を密に行い連携して対応できるように努めた。

日吉ITCの事務室には提供するサービスを構築、運用するために、たくさんの職員が従事しているが、一部の業務は委託先の職員が担っている。2012年度はこの業務委託体制を見直し、委託する業務単位を再設定して業務の効率化を図り、12月から新しい業務委託体制に変更した。また、コンサルタントと称して従事していた学生スタッフの体制も見直し、大学院生のみによるスチューデントヘルプデスクとして単に質問に答えるだけでなくより高度な組織体制を目指した。

日吉ITCでは、日吉キャンパス周辺に位置する一貫教育校である高等学校と普通部の情報環境の支援も行っている。2012年度は、2013年4月に開校する横浜初等部のネットワークや情報システムの整備支援を行った。

最終更新日: 2015年9月25日

内容はここまでです。