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活動報告

理工学ITC

2015年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

情報基盤として、慶應情報スーパーハイウェイ第6期(KISH6)としてキャンパス全域のネットワーク機器を更新し、高速・広帯域な情報通信ネットワーク環境を整備した。当該機器の更新では、矢上キャンパスの特色でもある研究室ネットワークの管理・運用における柔軟性の確保や、情報セキュリティにおけるネットワーク管理機能の向上を目指している。また、経年劣化により性能の低下も散見された構内光配線の再整備事業として、複数年計画にて実施してきたシングルモード光ファイバの敷設工事を第四期として実施。これにより、キャンパス内全棟への敷設工事を完了した。

教育支援環境の整備としては、教育研究棟(34棟)への製図室機能の移設を受けて運用を開始した12棟2階のワークステーション室 2室の整備をはじめ、14棟地階のワークステーション(355台)について機器の更新を行い、授業利用環境の高度化を図った。

利用者サービスにおいては、当年度より運用を開始した全塾ライセンスのソフトウェアを含め、各種ソフトウェアライセンスについての広報活動を強化したことにより利用者数が大幅に増加した。一方でここ数年利用者数が減少しているソフトウェアについては、利用の実態を把握しながら見直しも図っている。また、大判印刷サービスの利用者数はこの数年上昇傾向が続いており、予約システムの改善などによる効率的な運用への取り組みを継続的に実施している。

窓口等における直接的な利用者支援体制として、アカウント関連やソフトウェア利用といった各種申請の受付から、ワークステーションや無線LANの利用相談などに25名以上の大学院生スタッフが当たっているが、塾内外をはじめとした高校生の見学会が多数行われる矢上キャンパスでは、見学会対応においても重要な役割を果たしている。

最終更新日: 2017年8月4日

内容はここまでです。